うーんわからん。ぜんぜんわからん。いやまあ寓話であって色々積極的に読み解きに行かなきゃって感じではあるのだろうけど、状況把握しようとしているうちにするする流れていってキャラの立ち位置どうだったっけ? と最初の重要な台詞が抜けている感じ。もう一度見ればちがうのだろーか。いや違わないかもな。いやでももう少しマシには見られると思うがどうか。というかむしろビルで社会の話をやるのだからこれ以上わかりやすい比喩はないのだろうけど、しかしなあ、イギリスの映画だから身分がどーなのだろうとか考えているとやっぱ色々知識が足りてねーなーって感じもするのだよなあ。あのランチキパーティータイムがどれだけリアリティないのかとかぜーんぜんわからーん。もうちょっとお話を読み解くきっかけみたいなのがズガーンとあればなあ。ボンヤリ見てしまったなあ。
という脳みその足りない私の視点からするとトム・ヒドルストンのスーツを堪能する映画であって、いやまああの細身のスーツ姿を延々延々眺められるだけで満足。やっぱりスーツって着る人が着るとカッコいいもんですねー。いやまあいきなりの俯瞰全裸もバッチグーって感じでしたけど。いやこれだけ裸の女性が出て来る映画で男の姿を褒めるってのもお前大丈夫かってかんじですけど、でもいいよね……