ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

アジア無限回廊1: 九龍城塞落城前夜

 

アジア無限回廊1: 九龍城塞落城前夜 (ノンフィクション旅行記)

アジア無限回廊1: 九龍城塞落城前夜 (ノンフィクション旅行記)

 

いやー写真がいい。とても良い。自分多少写真もやるので、こんなのが旅先で取れたらいいなーアジアに行こうかなーってついつい考えてしまう。っていうか行きたい。行こう。

ということで先日九龍の写真集を読んだのに引き続き空気を掴みたいなーって読み始めたら、なんかもう圧倒的にノスタルジックな感覚に襲われてしまってダメだった。いやまあこの頃海外に実際行けたわけじゃないから想像するしかないんだけど、でもやっぱり、当時は日本が最先端で賃金の格差もあって貧しく危険なアジアの国を放浪しよう、みたいな感じがあったんだなあと。国と国の間には圧倒的な格差があって、カフェでぼられてひと月分の賃金を怒り任せに投げつけるみたいなエピソードがありえたんだなあと。いやあ、なんといいますか、今の時代からはちょっと信じられないよなあその感覚。しかし香港はどうなんだろう。明らかに中国とは物価が違うはずだけど……出稼ぎ的にやってきたエピソードも書かれていたしねえ。

でまあ、肝心の九龍城のエピソードですが、いやあやっぱり面白いですね。旅人として異界に迷い込むというか、余所者としての視線を向けられるエピソードが大変良い。当たり前の街並みだって、そういう眼差しを向けられると緊張するもんなあ。まして九龍城をや、って感じ。