ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

王様のためのホログラム

 

なんだったんだこの映画は……エンディングを迎えたにもかかわらずなにも終わってない感じが半端ない。それでこの映画は終わっても良いのか。ほんとうに良いのか。いやトム・ハンクスだからもうちょっとわかりやすいエンタメを求めてしまっているだけで他の主演だったら別にこういうオチもアリかなーくらいで納得がいく建て付けなのか。ほんとうにそうか。そうじゃないと思うんだけどなあ。いやまあもちろんこういう中年男が異郷に趣いて神経衰弱から立ち直る話、というつくりはわかる。そのきっかけとかを全然見逃してしまっているのが悪いのか。あのハンティングはなんだったのか。うーんぬるぬる。まあ現実なんてぬるぬるするものなのかもしれないけれども。ホントによくわからん。オレホントに頭が悪い。

石油とサウジアラビアと中国とのあたりで読めば良いような感じもするのだけれども、うーんまじでよくわからんな。ってかホログラムってなんなんだ。あんなとってつけた未来技術が突然びょーん! と出てきて呆気にとられる。いやまあ呆気にとられるくらいの見せ方をわざとしてるんだろーなーとは思うのだけれども。なんだ。一体何なんだサウジアラビア。

しかしなんだかんだトム・ハンクスが異郷の女医を射止めてしまうのは謎。スウェーデン人にもてるのも謎。謎だらけである。が、別に求心力のある謎にも思えず、うーん、よくわからん。謎。