ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ときめきサイエンス

 

ときめきサイエンス [Blu-ray]

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え? なんでこんな映画を観てるかって? そりゃあ平行で『ゲーム・ウォーズ』を読んでるからに決まってるじゃないか!

いやー、予想を遥かに上回るしょーもなさで大爆笑である。この映画最大の跳躍である「彼女ができない? よし、彼女を創ろう!」でパソコンでカタカタしたら彼女ができてしまうという、いやまあ普通の理性があったらそんなストーリーやれるとかおもわないよね絶対みたいな展開を、超全力のバカバカしい演出力業で成り立たせてしまっているのがもう最高にクール。さすがにあそこまで飛ばした映像積み重ねられたら、まあ美女が一人召喚されても仕方ないかって思わされちゃうもん。

美女を手に入れたら車と酒とパーティーと、といういかにもアメリカンな大人への階段のかけ上がりかたをしていて納得。こういうところはちゃんと快楽原則に忠実であるべきよね。その一方で、主役ふたりがスクールカーストの下層ってのはわかるんだけど、思ったほどギークの映画ではなくて「へーそうなんだー」とは思った。パソコン持っててそんなスーパーハッキングできちゃうならもうちょっとこうオタクでも良いんじゃないの? とは思う。

あとはなんといっても人間の顔を覚えられないオレが「ロバート・ダウニー・ジュニアだ!」と一発でわかってしまったのが衝撃で、若かろうとなんだろうとあの顔の濃さはわかるんだなあと妙に感心してしまった。