ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ゴーストバスターズ

 

一番テンション上がるのが旧テーマ曲が流れるところってのはダメだよね。しょうがないんだけどダメだよね。ダメだと思う。たぶん旧シリーズファンへの目配せも満載で登場人物が今風にアップデートされて女性視点ででまあスマートな脚本だなあと思いはするものの全体的にモッサリ感ありませんコレ? 序盤の展開とかクソたるくて観てられなかったよ。ゲロ吐き幽霊はまだ魅力が多少あったから良いけどあの決着の付け方が雑すぎるし、次の地下鉄幽霊も全然アイディアがない。それをタラタラやるのって、ゴーストバスターズに期待するものなんでしょうかね。いやリメイク元のテンポとかあんまりよく憶えてないのでこんなもんなのかもしれないですけど。

しかしアクションは一部大変素晴らしく、デブの窓際キャットファイトというミラクルを見せていただけましたし、あと市長強制撤去テーブルクロス芸も最高だった。女性がいかにも女性が映えるアクションに感心する、というのはこの映画にとって良いことなのかどうなのかわからんが、まあしかし実際素晴らしいのだからしょうがないね。

にしてもなー、明らかにカットされていることがわかるサタデーナイトフィーバーはホントひどいよなあ。エンディングテーマを全く別曲差し込んでなにがなんだか本気でよくわかんなくなってるじゃん。わざわざ天井上に意味のない床を創ったのにそれが全然見えないとかマジで辛すぎる。まああそこでトラボルタすることにどれだけ意味があるのか私は文脈に疎すぎてわからないのですけど、しかし明らかに無駄なあのシーンを差し込むために話の展開が構築されていたのにそれをカットしている、というのはほんとあり得ないと思いました。ビージーズ聞かせてくれよー。