ナショナルジオグラフィック プロの撮り方 構図を極める (ナショナル・ジオグラフィック)
- 作者: ブライアン・ピーターソン,ナショナルジオグラフィック,関利枝子,武田正紀,倉田真木
- 出版社/メーカー: 日経ナショナルジオグラフィック社
- 発売日: 2013/11/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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お、お、おもしろーい!! いやー、教科書的な本でこんなに面白いとは思わなかった。良い意味で裏切られました。
『構図の法則』が基礎編というか基本的な人間の心理をいかにしてコントロールするかというような内容だとしたら、こっちは完璧に実践編。もちろん三分割法とかそういう基本的なことにも触れているけれども、でもそれって写真撮るときに実際どう使ったらいいの? というようなことが書かれてる。写真を撮るときはまず背景に気をつけよう! とか、縦構図か横構図か迷ったらどっちも抑えておこう! とか、まあそういう実際写真を撮って後悔する要素の指摘が満載。この本に書いてあることを抑えればまあ普通にレベルアップしそうだよね、というようなことが満載。「質感の異なる物を収めよう」みたいなアドバイスってなかなか言われるまでは気付かないもんだよなあ。
あとは冒頭から「マクロレンズを使え」と言ってるのが最高にイカしてて、「クローズアップすればどこでも写真は撮れる」「というか重要なのは被写体を見つけるための目だ」「とにかく観察しろ。そしてシャッターを切れ」というのが大変説得力があり、うーんしょうがないなこれはマクロレンズ買わざるを得ないよなあ、と価格コムをうろつくのであった。いかんいかん。