ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

修羅雪姫

 

修羅雪姫

修羅雪姫

 

梶芽衣子美しい……美しい……それしか言えないわこんなん……さそりも良いけどアップの和服姿も最高や……最高過ぎる……

とまあ言語能力が大幅に落ちてしまう梶芽衣子の代表作のひとつですが、映像的にもキレキレでなかなか楽しいよね。スパって斬った直後今まで見たことのない速度のズームアウトでえーそこまで引くの!? みたいな海岸の映像は、いやまあしょーじきなんの意味があるのかわかんないんだけど「すげー!」となる。すげーよねアレ。

ストーリーは小池一夫のマンガが元になってることもあってすげー復讐モノな感じではあるが章立てで結構真面目にお話を創ってあってビックリする。さそりのとにかく完成で突っ走るアレとは違ってだいぶ理知的。復讐の連鎖なんてわっかりやすい落としどころにお話を落ち着けるのもまあ当たり前なんだけど当たり前すぎてビックリしてしまう。よくわからん西村晃修行やってたと思ったらこれだもんなあ。新聞発表あたりから突然ストーリーが脈動してくる感じがビンビンあってびびる。

にしてもなー、各所で「『キル・ビル』だー!」って感じになってしまうのは良いことなのか悪いことなのか。まーでもオーレン・イシイにはあの目力はなかったよなー。