ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

10 クローバーフィールド・レーン

 

10 クローバーフィールド・レーン ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]

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こういうのって大抵「人間のほうが恐いよね」ってなる気がするんだけれどもこの作品も例に漏れないよね。終盤で突然出てくる謎の宇宙人よりジョン・グッドマンの方が全然恐い。っつーかホラーお約束で屋根を走るとか丸口表現とかどっかでみたなーという異星人描写が咄嗟の火炎瓶で倒せてしまって、いやこれどう考えてもあそこのパートやる気ないでしょ? ジョン・グッドマンを倒したと思ったらもっとスゴイのキター! とならなきゃならないところのはずだよなあ構造的には。謎の宇宙服ライクな衣装でのアクションは良かったけどね。あの衣装が謎の展開の謎の加速を大いに手助けしていると思う。

まあしかし密室パートのデキが良いかというと、うーん、はっきり良いとも言い切れないのが辛いところだよなあ。最低限の仕事はしているとは言え、「この密室シチュエーションがすごいんだよ!!」と言えるとこまではいけてない感じ。彼の言葉が本当なのか嘘なのかというあれやこれやでもうちょっと極端なことはさせても良かった気がするし、娘の嘘バレとかももうちょっとゾクゾクさせられたんじゃないのかしら。なんだかんだいっても怪しい人なのは部屋のつくり見りゃ一目で分かるしなあ。