ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

エリート・スクワッド ~ブラジル特殊部隊BOPE~

 

しまった! 続編の方から見てしまった!

でもこれ、そんなに面白い話なんでしょーか。なんだか評価は高いみたいだけど、オレにはどうもこの映画の妙味がしっかり味わえてない。やっぱりキャラクターへの思い入れが違うのかなあ見る順番を間違えたのかなあ。腐敗する組織の中で対照的な視点を持つ各人がどう行動して、みたいなのはまああるフォーマットだと思うんだけど、それぞれの価値観やら行動原理やらが特別魅力的には思えずに、それぞれの組織の動きを「ふーん」って感じで眺めてしまった感じ。うーん、感情移入度が高かったらやっぱり違ったのかなあ。前作どうしても見なければなあと思う。

しかしなんか奇妙に印象に残るのはマチアスの立ち振る舞いで、あのキャラクターだけはバカみたいに行動原理が明確で、一挙一動見逃せませんでした。役者の顔面力なのかなあ、なんかすごいなあ。

あとはラストの空撮のブラジリアが大変心に響く。そりゃまああの計画都市で国の財政がメチャクチャになったんだもんなあ、世界遺産くらいじゃ全然釣り合いが取れないよなあ。あの場所がブラジルの象徴なんだなあ、という説得力が半端なくてビックリしました。前編と物語の角度も違ってるみたいだから、続きの最後であの画が出たらだいぶジーンときたかもしれないなあ。