ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ゾンビスクール!

 

ゾンビスクール!(吹替版)

ゾンビスクール!(吹替版)

 

ゾンビって「死体だから残虐に殺しても良いよね!」という建前があるからってところがあるわけで、んじゃあ子どもをどうやって殺すの? と大変期待しながら見たんだけど、そこらへんかなり丁寧にやってあって満足した。最初の一人目を殺すところはショッキングに演出して、そのあたりからちゃんと人間ドラマにフォーカスが当たるようなつくりになっている。その後謎の東洋人が現れて子どもをざくざく斬るんだけど、暗闇のライティングでかなりショックを和らげてあって、ラストもまとめて燃やすなど適切な処理をしてある。といっても体中血だらけにはなっているわけで、終始撮影中子供達が大丈夫だったか心配してしまうけどね。

ストーリーはコメディタッチだけどまあそこそこ笑えるかなあと言う感じ。キノコのおっさんの下りは爆笑した。ゾンビパニックをトリップ中に体験するデブのおっさんというだけで笑えるもんなあ。

ただラストはあんなところで締めて良かったのかしら? ゾンビものだからもちろん綺麗に終わるとは思っていないけど、学校出たあと中途半端に謎のパーティー施設を経由したのが、あのメチャクチャ無理のある「実は死んでませんでしたー!」展開をやるためだけになってるよね。はっきりいってどうでも良い。けどじゃあどこで話を閉じるかっていうと、だいぶ難しい話だけどね。

あとヤボかもしんないけど、大人に感染しないなら、世界規模のパニックというのはちょっと考えづらいよなあ。