あー美しい。なんと言っても梶芽衣子が美しい。なにこの美しさ。すごいんだけど。そらタランティーノもゾッコンだよ梶さん。すごい。悶える。水に濡れたり走ったり和服着たりと様々美しい梶芽衣子を堪能できるこの作品ですが、白眉はやっぱりラストの復讐シーンの黒づくめで、あまりの素晴らしさに絶叫してしまった。なんなのあの格好。素晴らしすぎない? ねえ? なんなの? ねえ? なんなの?
そして梶芽衣子は喋らない。徹底的に喋らない。こんな台詞を喋らない主役は今だかつて存在しただろーかってくらいしゃべらない。ただ目で語る。それで全然保つ。保つどころか吸い込まれてしまう。引っ張って引っ張って引っ張りまくっての「あたしを売ったね」ぎゃあああああああああああああああ!!!! しびれるううううううううう!!!!
前作ではややストーリーがめんどくさいというか、あっちいったりこっちいったりの感じがあってどーも好きになれなかったけれども、今回は大変わかりやすい脱走劇でその点も大変よろしい。途中に挟まる不思議謎演出も慣れた、というかむしろこのくらいやってくれたほうが安心する。ベベン!
しかしこのシリーズタイトルの順番がくっそわかりづれーな。