ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ブルージェイ

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Netflixにて視聴。

ほとんど事件らしいことはなにも起こらず、一時間半近くふたりの再会の日を追いかけながら過去を推測する、というまあ何の捻りもない映画なんだけれども俄然面白い。映画にとってストーリーなんて枠組みにしかすぎず、気の利いた台詞であるとかふたりの役者の芝居であるとかで充分成立することを思い知らされる。うん、すごい。だって映像もそんな金かけてる感じはなくて別にアイディア勝負でもなくて本当に役者と台詞とシンプルストーリーで一本! だもんなあ。「旅に出る」とかでふたりの過去を明示する辺りの持っていき方、本当に良くできてます。

んだけど、えーと、マーク・デュプラスですよね。あんまり人の顔の覚えられない私ですが、えー、アンタこないだ『クリープ』でゲイのおっさん役やってたじゃん! という印象がもう超強烈過ぎて、映画の前半は全く内容に入り込めなかったのだった。いやオレが悪いんじゃないよね。あの強烈なキャラクターはそんな簡単に忘れられない。

にしても脚本主演でマーク・デュプラスなのか。いやーすごい。映像化した時の完成図がある程度見えてるからこういう内容に挑戦できるんだろうなあ……