ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

チャイルド・プレイ

 

見た目はザ・B級ホラーって感じだけれども、以外とストーリーがしっかりしていて良いなあ。箱を持ち上げて電池がないことで生きていることに気付くとか、お互いが持っているチャッキーの情報で彼の目的が明らかになっていく辺りとか、あと彼の目的を明かすストーリーラインの適切なコントロールとか。特に「うわーすげー!」とかじゃないんだけれども、このくらいの広がりのストーリーを進行するための適切な語り口になっていて、とても好感が持てるなあと思いました。ラストのしつこさは笑っちゃったけどね。冒頭の無駄な爆発の外連味だとか、一応アリバイ作り程度に差し込まれる車の中でのアクションだとか、そこら辺はホラーの定跡に真摯だったっつーことなんだろうなあ。

それにしてもチャッキーがそんなに怖くなかったのが意外だった。いや、前に見た『時をかける少女』の日本人形はあんまり出てこなかったけれどもそこそこインパクトがあったので。これアメリカの人はメチャクチャ怖かったりするのかなあ。