ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者

続き物と知りながらここから見たんだけど。
いやー、すごい。この映画、すごい。
単に映像美や脚本のみでは絶対に成立しない展開が、映画の中でどうしようもない説得力で成立したなら、その映画は映画である意味があるということだろうとオレは思う。この映画にはそのどうしようもない説得力が、しかも作品の中心点たる「ラップ」によって付与されている。一番最後のシーンなんて、クドいしあり得ないしちょっと笑っちゃうはずのところなんだけれど、けれど、見終わった後にもうそれしかないって確信がある。そしてその説得力を、作品全編にわたって多用される長回しが下支えしていて、あのフェスのシーンの超超長回しの説得力は、ちょっと、今まで見たことがない。
圧倒される。すごい。