ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

絶対女王にゃー様

絶対女王にゃー様 (ガガガ文庫)

絶対女王にゃー様 (ガガガ文庫)

いやあ、この小説はすごいなあ。
主人公がセックスするラノベはまあ時々あるけれど、オナニーするラノベなんて読んだことないよ。なんかあったっけ?
で、それが単に扇情的なギミックではなくて、ティーンの心理を描くのに必要不可欠な構成要素となっていて、ボイスチャットでオナニーする主人公と自転車で街を走り水質検査をする主人公が表裏一体となっているところに、なぜかこう、きゅうっと胸を締め付けられるというのは、もうね、本当にね、すごい小説だなあ、としか言いようがない。
すがすがしさと後ろめたさが同居していたあの頃の自分のあの感じを想起させられたのは、もしかしたらコレが初めてなんじゃないかなあ、と思った。

以下雑感。
・全裸で読みました。
・ところでにゃー様に会うにはどこに行けばいいのでしょうか?
・写真はどこへ送ればいいのでしょうか。