ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ストリート・オブ・ファイヤー

 

ストリート・オブ・ファイヤー [Blu-ray]

ストリート・オブ・ファイヤー [Blu-ray]

 

これ面白くないでしょ。Amazonプライムビデオでみたんだけど、なんでそんなに評価高いのか全然わからん。

唯一おーなるほどなーと思うのは美術で、確かにあの鈍い色で統一された高架の街並みは大変よろしい。ああいうスタイルでビシッと整えられた絵面は、ちょっとやり過ぎ感がありつつも大変良いものである。え? アメリカってこういう抗争が普通なの? とか思わされるくらいにはちゃんと雰囲気をつくってる。

が、その他で面白かった部分が全然なくてなー。シンプルなストーリーをガチャガチャしたアクションで飾り立ててもなにも生まれやしないでしょう。流れ者が街に行き着いたところで全然興味が持てないんだもんなあ。むしろ相棒を買って出た女性の方がよっぽど魅力あるよね。薄っぺらくて簡単にやられちゃうウィレム・デフォーもどーでもいいやって感じだし。それともアメリカの社会的背景がわかってればあの映画の背後になにか見るべき豊饒さがあったのかしら? そうも思えないけどなあ。

あるいは音楽が魅力的だったら救われた系の作品なのかもしれないけれども、自分にはどうもピンとこない感じで、うーん本当にこれはどこを見れば良かったんだ? さっぱりわからーん。