ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ファイナル・デスティネーション

 

ファイナル・デスティネーション [Blu-ray]

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わっはっはっはアホすぎる。こんなアホな映画が未だかつてあっただろうか。すげーなーたまらんなーこのアホっぷりは。

なんといってもヒロインが全然魅力的じゃなくてびっくりするよね。なんであんなに面長なの? あの感じで不思議ちゃんやられるリアリティはヤバいけど、こんなトンデモ話に突然こういうリアリティ持って来られても困るじゃん? なんか監督はこういう女性に思い入れでもあるんだろうかというくらいの不自然さを感じる。

予知能力を持って飛行機を降りた人間が逆に疑われるという序盤のヒキは大変良くて、周囲の「いやーそれ完璧に逆恨みじゃん」とか「教師としてその振る舞いはあり得ないでしょ」とかそういう不自然さを含めて有無を言わせぬ巻き込み力があって感心。でも一番ビックリしたのは、その後突然超常現象大量殺人が起こる展開で、えーそんな方向に振っていく話だったの!? 確かに突然飛行機内で巻き起こった過剰な大殺戮映像にはビックリこいたけど、こっちにアクセルべた踏みするなんて全く想像がつかなかったぜ! バスタブシーンはまだギリギリリアリティに止まってたけど、そこから先の各シーンの過剰さはギャハハハハと爆笑必至のデキで、いやここまでやってくれればもう何も文句ありません。でもコレやるんだったら敵の姿を見せちゃっても良かったのではないかなあ、と思わなくもない。なんか敵が見えないという形而上学的な設定と、このB級アクションの感じが、ビミョーにマッチング悪く思えるのだった。