ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ペット・セメタリー

 

ペット・セメタリー (字幕版)

ペット・セメタリー (字幕版)

 

スティーブン・キング原作の映画って大体あんまり好きじゃないよなー。そもそもフランク・ダラボン監督がクッソ合わないのが根本的にアレなんだけど、『ミザリー』も『キャリー』もまあこんな感じかーって感じだし、逆にメチャクチャ好きで何度観たかわからないキューブリックの『シャイニング』は原作者が認めてない内容なワケでしょ? ニュートラルに好きって言えるのは、『スタンド・バイ・ミー』くらいかなあ。

でまあ『ペット・セメタリー』だけど、うーん、これもあんまりしっくり来ないなあ。ってかストーリーがシンプルで本筋を追いかけすぎで、ちょっと単調すぎませんかね。埋めると復活する恐怖ってのもイマイチ良くわかんなくて、むしろ超高速で走り抜けるトラックを延々見せられた方がよっぽど恐い。主人公が埋めて復活した途端子供を全力で殺しに行くのもさすがに雑すぎでしょう。小説だとそこら辺の心理描写が文字でしっかりなされているので手に汗握るんだろうなあ、なんて思いもするのだけれども、このチープな質感で映像化してしまうと、まあチープな話になっちゃうよなあ、と。

うーん、やっぱもう少しキングの小説を読んでみた方がいいのかしらん。たぶん『スタンド・バイ・ミー』しか読んだことがない気がするし。