ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密

 

つ……つ、つまらん……

コメディベースで小粋な編集のちょっとミステリ、を目指しているのだろうけど、うーん、ちょっとどうやって説明すれば良いのかわからんくらい詰まらん。いやジョニー・デップでこういうトーンでこういう空気感の映画を作りたいという欲求はわかるし作れる感じもするんだけどなんでこんなにダメな感じになっているのか。たぶん演出が問題なんだと思うけど、こういう演出の善し悪しがまだきちんと言語化できない感じが大変もどかしい。ここら辺もう少し細かく分析できるようになりたいなあ。

とりあえず今印象としてあるのは全体のどうしようもないモッサリ感。会話がたりーよとか画が説明的すぎるよとか誇張が圧倒的に足りないよとか、はっきり興味を失いかけるモッサリさ。に加えて、それぞれの登場人物が全体的にどうでもよくて、というかあの残念なジェイソン・ステイサムが好感を持って受け入れられてない時点でもう全然ダメだよなー。キャラクターを誇張して強烈に印象づけてそれで好感持たせるタイプの作品のはずなのに、そこに失敗してる感じはものすごくある。そもそも一番ヒキのある主人公のギャグがヒゲキスからの貰いゲロって、いやあ、全然笑えないっスよ。