ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ウォンテッド

 

ウォンテッド [Blu-ray]

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あほくせー! 展開がクソ荒くてキャラクターは甘くて話し合いしない理由もよくわかんなくて決着の付け方とか最高にどうでもよくて、ともう穴ぼこだらけの作品。なんだけど、あの理屈がわかんねークソバカバカしいカーブショットの特訓シーンを真面目にモンタージュしてる時点でもう許した。全部許す。あのバカバカしい特訓をド直球演出で表現するのはもう3周くらい回って感動的ですらあります。

そしてまあバカバカしさでいうとアレですね、圧倒的に特筆すべきはカーアクションですね。カーを使ったアクションというのはまあ今まで散々ありましたけど、まさかカー自体があんなにアクションするというのはなかなか想像できなかった。車を自在に操ってルーフトップからの襲撃をスローモーションでドヤッと表現とか、もうそのバカバカしさだけでもう満点をあげて良いです。

にしてもなー、クライマックスで「どんでん返しの後に自分たちは必要悪だった!」というバカバカしいアクションだけでは説明できない命題が突然立ち上がって、さあどうする!? となったところでカーブショットで絵的にスーパー派手なシーン屋って全部殺してうやむやにしてドン! というつくりにはホント脱帽しました。正気じゃあんなシナリオ成立させられないよ。いやあ……