ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

カンフー・ジャングル

 

カンフー・ジャングル [Blu-ray]

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あー、やっぱり記念作品的な位置づけなのね。いやさすがに顔覚えてるほどカンフー映画をちゃんと見ていないから脇役の人がどのくらいすごいのかとか全然わからなかったけど、それでも映画の端々にリスペクト感ありますよねー。佛山くらいならぼくもしってる。あとジェット・リーがいなくてドキドキしたけどWikipediaによると名前はちゃんと載ってるそうな。安心。

まあとにかくアクションの映画でありまして、冒頭のフェードアウト連発の編集から面食らうけど、そこら辺含めてどうやって映像を見せるかに凝ってる映画だよなあ。様々なタイプの格闘家を配置して順繰り戦っていくだけで楽しいよね! ラストはなんでかよくわからないけどとにかく高速で戦えば迫力が出るのでしょうがない。わざわざ竹の棒が出てきたときは笑ったけど香港ホントに竹組んで工事してたし全然不自然じゃないんだろうなあ。

途中で謎のヒロイン守りたい話とか妻を失った悲哀とかブチ込まれるけど、基本敵役の中身が空っぽで、ただただ愚直に最強になりたいだけというその割り切りもなんかすごい。まあそれだけで敵役を立たせるにはちょっと狂気の見せ方が足りなかったかなーという気はする。いやまあブルース・リーのスローモーション踏みつけがそのストーリー性にどれだけ後押しされてたかというと正直そんな影響ないんじゃないの? という気もするけれど。