は? なにこれ? 最高過ぎるんだけど。マイケル・ベイ? マジで? マイケル・ベイってこんなすげえ映画撮れるんだっけ? いやーまじかーすげーなー。っていうかコレ日本ビデオスルーなんか。マジか。いやいやいやいや。
と全力で混乱してしまった本作品ですが、良いから今から動画再生してこの意味不明さに混乱しろって感じです。いやマジですごい。事実は小説より奇なりって言葉がアリこの映画の元ネタになった事実はマジで小説より奇な内容なんだろうけど、それを超箇条に映像化したら悪魔合体を起こして超過剰な作品ができてしまった感じ。普通なら「筋肉が全てを解決する!」ネタテキトーにまぶして感想終わり! みたいなことする題材だと思うんだけどコレそれどころじゃねーよね。
っていうかOPからちょっとすごすぎないですか? あんなカッコいいOPオレここしばらく見てない気がするよ。コレホントにマイケル・ベイの映画なの? マジで? いやあ……
全編すごくてもう台詞もキャラもキレキレ、なんだけど抜群に良いのは編集だよね編集。っていうかこんなに編集が上手い監督だっけ? シーンの省略の仕方とか脈絡がないけど情感だけで異なるシーンを繋ぐモンタージュとか、ちょっと言語化できないレベルで感心する繋ぎだらけでおしっこ漏れそうなんだけど。オマケにカッコいい音楽もかっこよくバチコーン! とドハマリしててスベり知らず! いやあ……
そして何より「あいつらの罪はバカだったこと」みたいなことを映画の中で宣言しちゃうんだぜ。あのマイケル・ベイが、マイケル・ベイが、マイケル・ベイが、バカをバカだって言うんだぜ。いやはやいやはや、それだけでもとんでもない映画ですわこれは。