ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ショート・カッツ

 

ショート・カッツ [DVD]

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なんやけったいな映画だなーと思ってWikipediaを見に行ったらあらすじが雑で笑う。

ストーリー[編集]

カリフォルニアのある町。車に当たった坊やが、心配する運転者を無視して帰宅すると、その家は有名アナウンサー宅で、信頼できる医者に治療してもらうことになったが、母は心配で、ケーキ屋からの電話に辛く当たってしまうと、そのケーキ屋はイタズラ電話を繰り返すが、いっぽう坊やの治療をする医者はコンサートで出会った夫婦とバーベキューパーティをする約束をしてしまい、その夫婦の夫が仲間と釣りに行くと死体が川に浮かんだりしていて、なんだかんだで大地震とともに終幕。

「なんだかんだで大地震とともに終幕」ってなんだこのパワーワード。いやまさしくその通りなんだけど。なんだかんだで大地震と共に終幕。それ以外なんていえば。こんな大人数をこんなハイテンポでこんな盛りだくさんをモンタージュの力でえいや! って繋いで全然普通に混乱せずに話が追えるというのはいやー匠の技って感じ。シーンの飛躍が適切に緊張感を担保している感じ。いやー面白い。というかラストのなんだかんだで大地震の所ではっきりと思い出したんだけどオレこの映画前に見たことあるわ。すっかり忘れてたけど。たぶんその時はすげー眠くて話の筋が追えないレベルに意識が低下してたんだと思う。やっぱコンディション悪いときはちゃんと休まなきゃダメねぇ。それでも覚えてる地震のインパクト。すげー。

いやまあちゃんと追っかければもっと出てきそうだけどなー。ちょーカッコいいOPでヘリが矢継ぎ早に登場人物のエピソードをばらまいていくのはすげー洒脱だし、ラストの地震でバラバラの視点が矢継ぎ早に並列されていくのはなんかちょっと感動的。死と男女の関係を追っかけていけば色々出てくんだろーなーとは思う。ってか改めてみるとこのジャケットスーパーステキですね。ハートが割れることでそこら辺一括ビジュアライズできてるもんなー。なんてアイディアだ。