ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

エルム街の悪夢

 

エルム街の悪夢(1984) (字幕版)

エルム街の悪夢(1984) (字幕版)

 

夢って当たり前だけどリアリティがないというか、いってしまえば何でもありなわけで、何でもありなところに恐怖を感じるのって難しいよね。現実に根ざしたある程度のルールがあって、その中で自分ならどう行動するだろうとかつい考えてしまうリアリティがあるからこそ感情移入出来るわけであって、「あー無理何されても無理だわ」とか思ったら主人公に共感する丁寧な造りって難しい。その結果どうなるかというとショッキングな外面や以下にもな舞台装置や過激な絵面を用意するってところに行き着くわけで、脈絡もなく差し込まれるフレディ自称とか生理的嫌悪喚起蛆画像とか自重してないスプラッタシーンとか、もうそのなんだ、そもそもコレで本当にこれを怖がってた人間はいたのだろーかと思いながら見る。あーそうですかデートムービーですか隣の彼氏に抱きつくタイミングをきちんと示せればそれでオッケーなのでこういうつくりなのですかもしやみたいなところを勝手に考えてしまうほど。

しかしなー突然やってくるあのラストの収束はないよなー。死んだ彼のテキトーな台詞を実践して退治とか。あまりの超展開に爆笑してしまったよ。