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ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

FINAL FANTASY XV

 

月一ペースでゲームの感想を書きたかったんだけどちょっと遅れてしまった。世の中ゼルダとかで盛り上がっている今だからこそ追っかけるFF15。というか自分今までオープンワールド的な枠組みのゲームをやったことがなく、「クエストってこういう感じかー」という新たなジャンルに触れる学びの喜びがあったの含めての感想になるんだけど。

いやー、楽しかった。口が裂けても良くできてるとは言えないし、普通ならこういう物量とクオリティを追求した歪な格好のつくりは大っ嫌いなはずなんだけれども、いやそれでもこの作品は楽しかった。っていうかそもそも前提としてこんな歪な格好のゲームが「ファイナルファンタジー」のナンバリングタイトルで世の中に出てしまうことが意味わからん。対策なんだから普通もうちょっとリスクヘッジしてアンパイとか取りに行くもんなんじゃないんですか? あんなバンバン広告打って会社の浮沈を書けたタイトルで、こんなわけのわからん評価されづらそうなものをつくっちゃっていいんですか? え? 「シェンムー」?

まあとにかく色んなどうしようもなさが染み出ていて、何よりまず真っ先に車のカスタマイズができるようになったことに驚いた。戦闘なんかろくにせずに4人で釣りをしキャンプして料理して写真を撮って、でストーリーが進んでしまうことにビビった。戦闘の面白さが全然わからないことに驚愕した。いやーすごい。マジですごい。衝動が先走って全体のバランスとか全然とられてない。ただその向こう側にビシバシマイルドヤンキー的マインドを感じてしまう辺りも本当にビリビリくる。詳細に作り込まれた街がガシガシストーリーに投げ込まれて捨てられていくのも唖然とするしかない。ストーリーは一番大事な導入の一生で映画を観てくれと言わんばかりの全力割り切りで何の価値もないことを自ら示す。すごい。すごい。すごすぎる。

生の欲望の糞デカい塊をこんな風に投げつけられたら、いやあもう感服するしかないよ。オレはその向こう側に透けて見えるどうしようもない衝動も含めて、メチャクチャ楽しかったよFF15。

でもまあ、それらの爆発して粉々になりそうな各要素を、「主人公が犠牲になる」という小学生紛いのプロットで辛うじて繋ぎ、そのラストで「やっぱ辛えわ」の一言で4人の物語に回収していくその根性は、ホントに感心させられました。いやもうこのどうしようもない作品を繋ぎ止める根源の楔だよなあ、あのシーン。