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ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

カルト

 

カルト [DVD]

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ノロイ」の全体のコントロールが素晴らしかっただけに、それを見た後だとかなりきついなあ。フェイク・ドキュメンタリーはちょっとした質感・細部の詰めでこんなにも感触が違ってしまうのかあ、と愕然とする。

まずなにより、主演3人の芝居がツラい。いやまあ普通の作品だったらあの芝居で成立するんだろうけど、でもこの映画って芝居をしないことを演じなきゃいけないわけで、最初の会話からモロに失敗してるよなあ。3人組の会話のわずかなわざとらしさに、「あーこりゃダメだ」といきなりゲンナリしてしまうのが、自分でも意外。

脚本は中盤以降の霊能力者ネオが面白すぎて「わっはっは面白い」となるんだけど、それまでの脚本の展開をどう読めば良いのかわからないのも苦しかったなあ。CGが馴染まずに「え? 何コレ?」と作品中から感覚的に放り出されてしまう。どこまでリアルなものとして作品を受け取れば良いか、という感覚が定まるまでが結構長くてもったいないよなあ。

あとはなー、ディレクターの存在感の薄さもちょっともったいないよなー。人物の役割の整理がうまくいってないんじゃないかなあと感じる場面が多々ある。

後半の超展開はそれなりに楽しめただけに、「アレで終わり!?」感はやはりある。あそこまでぶっちぎってくれるとそれはそれで良いんだけどね。