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ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ヒットの崩壊

 

ヒットの崩壊 (講談社現代新書)

ヒットの崩壊 (講談社現代新書)

 

あ、これ面白い。内容は「音楽業界」の出来事を描いているけど、もっと広い意味で様々なジャンルにおける「ヒット」に援用できるよね。Webがスマホと連動でどのように商売の構造を変えたのかとか、例えばアニメとか小説とか、色んなジャンルに応用が効く話なんだと思う。

ただ個人的には日本固有の音楽を探る歴史なんかのパートが一番興味深かったりするんだよなあ。過去と断絶された今、自分にしか表現できない作品を世の中に送り出すことの意義もよくわかるんだけど、自分はむしろそこをある程度体系的に把握していくことに好感を抱くので、こういう歴史的なバックグラウンドをどうやって蓄積させていくのか、というのは課題なんだろうなあ。いや全然違う話なんだろうけど。

でも面白いのが「国民的ヒット」が出ない理由と対照的に、国際的な「モンスターヘッド」が生まれてきた状況をきちんと描いているのが大変示唆的。ピコ太郎の話はちょっと間に合わなかったなあ。でもピコ太郎のPPAPが英語歌詞でヒットしたのはやっぱり示唆的かも。Webという媒体を生かすためには、言語の壁を乗り越えることが急務なんだろうなあ。オリンピック間近なこともあって結構身につまされる話だぜ。

英語やろう、英語…