ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

カルテル・ランド

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AmazonのDVDがなんか張れないのでYouTubeの予告編を。

アメリカ側とメキシコ側で自警団を対比として描いてるワケだけれども、アメリカ側の国境自警団って今大変ホットな話題なワケで、自分はそっち側にすげー興味を惹かれた。のだけれども、この作品としてはアメリカ側の話ってあんまり重点がおかれてなくて、むしろ時間が割かれてなおかつ面白エピソード満載なのはメキシコ側の方なんだよね。残念、であるのと同時、アメリカ側の自警団と対比して描く必然性ってどこにあったのかなー、とは少し不思議に思う。

でまあ、結論としてはメキシコ恐い。いやほんと、自分の国の社会のシステムは、色々文句を言いたくなるところもあるけれど、それでもまだマシだよねー、と思わされる。組織が機能するのはいかに大変なのか、この短いスパンではっきりと示されていて、負の連鎖を止めるなんて言葉面では簡単だけどそれホント困難だよね。いやー、ラストから冒頭に繋がる「結局全ては無駄でした」というショッキング映像が構成として良くできてるのはあるんだけど、その後に続く被害を受けた女性の涙が続いてたんだよね。あれだけ色々あったにもかかわらず、結局振り出しに戻る感じ。編集の妙ですね。