ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実

わーお。インサイド2連発。
最近経済系の本もだらららっと読んだのだけれども、イマイチこう今の自分のいる場所とどう繋がってるのかピンときてなかったところがあり、リーマンショックあたりの最近の出来事さえも実際ちょっとうまく把握し切れてないところがあった。
いやこの映画を観はエンタメ寄りにかなりガッツリ編集してあるし、その恣意的な感じと悪役捜しの構造は結構危険だなーと思いながらも、しかし、懇切丁寧にブッシュ・クリントンの辺りの規制緩和の意味を説明してからのリーマンショックまでの説明は、いやあなんかこう目からウロコがポロポロ落ちますよね。後半AIG国有化辺りの展開なんか、もう呆れて口がリアルであんぐり開いてしまうスットコ具合で……
あと大学という組織が社会の中で果たす役割の大きさについてもようやくイメージが掴めてきた感じがする。実学と教養の割合とかは、実際の経済活動の余裕なんかも含めつつ、考え直すタイミングなんだろうなあ。