ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ラッシュ/プライドと友情

テンポも良くきちんと押さえるところも押さえてライバルのデッドヒートが描かれていてエンタメとして十全、なのだけれども、事実が小説より奇なり過ぎて引く。ラストの展開とかやり過ぎでしょう、という印象が先に出てしまうのがなんともかんとも。
しかしちょっとレースの恐ろしさが出来合いのものに感じてしまったのはなんでだろうか。クラッシュにもう少し衝撃的な印象を受けていても良いはずなんだけれども。吸引なんかも、もうちょっとねちっこくても良かったかもなあ、なんて印象も合わせると、もうちょっと痛みだとか辛さだとかを感じたかったのかもしれない。