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ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ウォール・ストリート

 

ウォール街の続編か。

いやー、どうなんだろうなあこの話は。まあ父と娘と義理の息子の間で化かし合いをやるそのお話は、意外性もそこそこあって最後まで楽しく観られた。観られたんだけど、うーん、これ、今の時代にやるのはちょっと当たり前のストーリー過ぎてなあ。ウォール・ストリートの異常性みたいなのはオヤジさんの行動原理に象徴されるのだろうけれど、しかしそれもやっぱり常識的に理解できる異常性にしか過ぎず、今世界規模で行われている経済活動の比喩としてはちょっと大人しすぎるよなあ。ましてラストシーンの次の命に繋ぐ展開は、まあ確かにそうやって話を丸める以外にはなかったのかもしれないけど、いやーはっきり言ってあり得ないでしょうあのヌルさ。いやまあ別に勧善懲悪の物語が正しいとは言わないし、今実際世界を形成しているシステムに警鐘を鳴らすことのみが映画の役割だとも思わないのだけれども、いや実際リーマン・ショックが会った後のエンターテインメントでああいうヌルい決着が許されるかというと、それは難しいんじゃないかなあ、と思う。

父と子の物語を、今、経済で行うという図式自体に、何かの意味を見いだせないのが終始辛いなあといった感じのお話でした。