ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

復活の日

 

復活の日

復活の日

 

普段はBlu-rayあればそっちのリンクを張るんだけど、この映画はこの絵を貼ってしまう。生賴範義の絵がかっこよすぎるわ。

角川映画ってなんなのかいまいちよくわかってない。尾道三部作とか? あとスペクタクルの映画? ちょっと時代が前の感じがして、どういう温度感でとられたのか実感できないのだ。

実感出来ないけど、あー、この映画やっぱり変な勢いが伝わってくるよなあ。画面の向こうからなんかこう尋常じゃない雰囲気が伝わってきてしまう。金がかかってる、というのもまああるんだろうけど、いや実際作品内容のスケールを十分に表現するには予算は足りてないよね冷静に観て。そんな中切り詰めた材料の中工夫でスペクタクル感を演出しながら、南極とかに全力で予算ぶっこむぞー! コレが取れれば文句ねえだろ! みたいな勢いを感じてしまった。深作監督の職人的な一面が出るはずの映画だったのかもしれないけど、いやー、なんかやっぱこの映画そういうのから全然はみ出してるような感じがあるなあ。地震のタイミングの都合の良さとか、普通は「えー?」となるけど、この作品はそんなんどうでもよかったもんなあ。最後の放浪パートとか、もうストーリーとしては明らかに蛇足っぽく感じられるところなんだけれど、なんか妙に引きつけられるもんなあ。面白いなあ。

しかし一応エクスキューズはしてるけど、子孫繁栄の下りとかちょっとヤバイよね。小松左京の原作にそういうニュアンスがあるかは、知っておきたいなあ。『日本沈没』も読んでないので、きちんと抑えておこう。