ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

リンカーン弁護士

 

リンカーン弁護士 [Blu-ray]

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冒頭の弁護士の有能さをアピールするエピソードだとか、彼らにとっては当然の日常をグイグイ見せて行くところとか、助手の抜け目の無さだとか、妻との関係性の見せ方だとか、全体的にもう手慣れすぎってくらい手慣れていて、全編安心して見れました。いやー、こんなにスラッと一本見られちゃうのはすごいなあ。ザ・サスペンスって感じ。

裁判ものとしてはやっぱり主人公に仕掛けられた罠が白眉で、アレがほぼ全てだよなあ、という気はする。あの後の展開に特段驚きなんかはなくて、裁判ものだからもう少しこうどんでん返しとかあっても良いんじゃないかなあ、と。自分が裁判に勝利して真犯人も捕まえる、ってあのやり方が、なんかあまりにもスマートすぎてウルトラCって感じがしなかったのがマズいのかなあ。銃の下りとか母親の下りとかもなんだかとってつけた感じで、もう少しストーリー上必然性のある格好で組み込めたんじゃ、とか思いました。

しかしこれなんで「リンカーン弁護士」ってタイトルなの? 洒落たOPタイトルでもかなり強調されてたけど、なんかリンカーンに乗ってると特別な何かが付与されたりするのかしら。車に詳しくないから全然わからない。