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ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ブロウ

 

子ども時代から父に対して思い入れがあって――という入れ子構造にする脚本の意図はすげーよくわかる。わかるよ。わかるけど、その意図が生きてるかなあ? 最後にビックリ演出でひっくり返して、なんて全然当たり前に道徳的な落とし方をするべき映画かコレ? もちろん合間合間で父との交流はなんとなく匂わせてあって、そこが後半の展開に説得力を生み出しているけれども、別にそんな段取りシナリオが似合う映画じゃないような気がするんだよなー。まあ事実に基づいた話だからそこら辺の展開はしょうがないのかもしれないけどさ。でもなあアレだけ金持ってて遊んでてラストでしっぺ返し喰らっても、お前いい加減満たされたんだからそれくらいいーじゃんとしか思わないなあ。

あるいは主人公が運が良いだけに見えるというか、行動の裏に一本筋の通った信念のようなものが感じられないのが辛いのかなあ。その信念が父との関係性から導き出されたもので……というようなのが目に見えてわかるならまた違うのかもしれないけど。もしかして金? うーん、しかしそうだとしたらもっと金に対してのこだわりを描くべきだし……友情を妙に優先するようなところもあるし……

あとどうでも良いけどデブの幼馴染みのインパクトが強すぎるだろ。あそこだけ無駄に面白いよ。