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ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ヴィクトリア女王 世紀の愛

映画

 

ストーリーとしてはどーしょーもない。いやいくら史実を追った話だってもうちょっとこううまく見せてやきもきさせたり興奮させたりあるでしょう。いくら何でもプロットが平坦すぎて辛いし、夫婦仲がこじれてくのを銃弾一発で復縁させちゃうのとかもう稚拙すぎて観てられない。

けどまあ映画としてちゃんと最後まで結構楽しく観られたのは、もうひとえに映像のおかげと言ってもいいのではないかなあ。個人的にはもうあのオープニングだけで「あーこれは観て良かったわ」と思えました。そうか確かにビクトリア朝のお屋敷を映像にするときに被写界深度の浅い映像で前ボケを差し込んで奥行き出すっつーのはごく当然とは言え効果的な方法だよなあ。グラスをずららっとフォーカスしていくシーンとかマジ最高。あれなんか先行作品での表現あるのかしら。

正直作中で登場人物が動いたり会話したりするのをいちいちフォーカスし直すのはまだるっこしいというかそこら辺構図とか配置とかでナントカしろよと思わなくもない。思わなくもないんだけど、まあ時折ハッとするような映像が差し込まれてくるからコレはコレで効果を発揮してるよねえ。こういう映像が撮れるのはデジタルカメラの進化の恩恵なのかしら?

 

結構コスチューム物は観てきたつもりだけど、こういう演出に意識が行くのはカメラを始めたからなのかなあ。『バリー・リンドン』が大変見直したくなった。