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ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

隣り合わせの灰と青春

 

隣り合わせの灰と青春 (幻想迷宮ノベル)

隣り合わせの灰と青春 (幻想迷宮ノベル)

 

これラノベカテゴリでいーんか? わからんけどラノベは外しておこう。

ということでKindle版が出たので買って再読。

 

いやーすげーすげーすげー。グレイトグレイトグレイト。素晴らしすぎてちょっと信じられないデキだなあコレ。

まず何よりこの尺でこの物語をキッチリ一本語り上げてるのがホント相当すごいことだと感動する。主人公を最強パーティーの転職直後という特殊な状況において、なおかつ居合いというスーパースキルでその強さにある程度の振れ幅を用意し、ラスボスまでのストーリーを一気に語りきる! ライバルとの反目を挟みそれぞれのキャラクターの過去も掘り下げる! ボスラッシュのなかできちんとそれぞれの敵の強さを立てる! なおかつストーリーに節度あるどんでん返しを設ける! いやあ、信じられない内容ですよこれは。普通コレだけのキャラを捌くだけで手一杯ですってば。極限まで刈り込まれた感じのシナリオだよなあ。

あとゲーム世界を舞台にした小説で、システムとリアリティの間に生じた理不尽をうまいこと摺り合わせる――というのは今は省略されたりする部分で、むしろ積極的にレベルだのスキルだのをゲーム的なリアリズムの上で展開してるわけだけれども、この作品のようにうまいこと設定に落とし込んで説明するのも良いよねとても良いよね最高だよね。辻褄を合わせる快感。

 

ウィザードリィに思い入れあったらもう最高なんだろうなあ……