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ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ガールズ&パンツァー 劇場版

映画 アニメ

 

やっぱさー、この作品って変だよね。いや、変なのは知ってるけどやっぱ変と再確認してしまうよこれ。

そもそも「学園がなくなる」を再び動機にしなきゃならないのは冷静に考えれば最高にヤバくて、おいおいだったらテレビシリーズはなんだったのコレ? 的な展開なんだけど、本作品はそれを平然とやってなおかつ「まあそれもそれでアリか会長がんばってるし」みたいなところに感情を落ち着けさせてしまう。そのリアリティレベルのコントロールというか、作品において大事であるところとそうでないところの割り切りが本当に極端で、なおかつそれが正確な形で視聴者に伝わるという謎のテクニックが発揮されている。

大体さ、戦車を一回飛行機で運んで戻ってくるまで、どう考えたって時間短すぎじゃん。アレって普通の脚本だったら「秘密裏に飛行機に乗っけた」みたいな情報の省略で視聴者を安心させるところでしょう? ところがそんなチンケなストーリーテリングよりも、飛行機の発着陸と別れを惜しむ感動的な少女たちの姿を描くことの方が優先順位が高いって自明のこととして共有されてるわけで、えーと、なんなのこの作品?

 

見終わった後に特典の「3分ちょっとでわかるガルパン」みたいなので、真面目に舞台設定がどうとかこの世界における戦車道がどうとかやってるのも超面白くて、アレ見ようが見まいが本編に全然影響ない、っていうか真面目に本編へ意味ある形で繋げるなら、仲間になるキャラクターの性格付けを少しでも見せておくべきだよね。ところが肝心のトーナメントはスーパーダイジェストで処理されて、あそこで語られるのは「はいはい特殊なカーボンあるから死なないよ! 心配しないでこの世界のお嬢さんたちのやさしい世界で楽しんでいってね!」という強烈なメッセージのみなのだった。

そこら辺の世界を扱う手つきに、ほとほと感心させられる作品でした。

 

あ、内容的には麻子ちゃんが相変わらず可愛かったです。