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ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

スティーブ・ジョブズ

 

そんなAppleに興味があるわけではなくむしろGoogle礼賛なワタクシですが、それでもジョブズが教科書に載ってもおかしくないほど偉大な人物でありエキセントリックな言動で周囲の人を困惑させていた、ということくらいは知っているのです。ウォズとタダ電話機械を売ってガレージからアップルコンピューターが始まってGUIをOSに導入してAppleを追い出されてピクサーパトロンになってAppleに復帰してiPhone作って日本びいきで同じ服をたくさん持ってて、みたいな? まあ全然興味がないワタクシですが否応なしにそのくらいの情報は耳に入ってしまうのです。

ので、この映画を観たときは「事実は小説よりも奇なり」「どうやって映画にするのかなー」とメチャクチャわくわくしていたのですが、えー、あまりに面白くないのでビックリした。こんなんウィキペディア見た方が面白くね? というのはごめん確かにちょっと言い過ぎた、けどスティーブ・ジョブズの人生からどのエピソードを抜き取ってどのように並べてどんな意味づけを行うか、という点がずいぶん中途半端な気がする。友人・家族を失っていくことと仕事が上手く行かなくなっていくことを紐付けて語るのは(凡庸なアイディアではあるものの)まあ良いとして、その後の転換であんなに家族強調しているのにそれが全く生きてないのはあれなんなん?

こっちとしては「スティーブ・ジョブズという歴史に残るスーパーエキセントリックマンに理不尽な要求でプライドをズタズタにされた一流デザイナーのやり所のない憤怒を追体験しながらも、でもジョブズの宗教的カリスマには従わざるを得ない自分もいる」みたいな理不尽さを期待して見始めたりするわけで、お話が自分たちの想像を超えてない感じがすごくある映画でした。