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ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

県庁の星

 

県庁の星 スタンダード・エディション [DVD]

県庁の星 スタンダード・エディション [DVD]

 

 なんだこの映画? というのが最初の印象で、こういう異文化交流特殊職業ハウツーものは結構世の中にあって邦画ではワリと面白い映画がたくさんあるけど、なんか今作品はしっくり来ない。オープニングの劇的なシークエンスは全く無駄に劇的だしエピソードのテンポが悪いし登場人物の戯画化も中途半端だし後半の展開ももたつくしラストの茶番はワケわかんねーし、と疑問を抱いたところでふと気付いた。

あーそうかマーケティングだ。これ、女性向けの映画か。

と思ったら色々腑に落ちて、つまり都庁のエリートがパート長の下で、しかもスーパーっていう最も身近な空間で行動するのが大事なんだろうなあ。マーケティングってのは年齢性別だけを押さえる行為で役立たずで女性が一番欲しいものは女性自身に教えを乞うべきだし、柴咲コウは子持ちじゃなく弟を女で一人で育てていて恋愛バッチコーイだし、鼻持ちならない金持ちの令嬢はずぶ濡れになった織田裕二を見下ろし電話で古し、クソほどのリアリティもないラストの茶番にオチを付けるのは味方だと思っていた女と知事のまさかの性悪さ……なんて諸々を思い返しつつ納得してしまうのは自分の偏見なのかしら?

 

いやでも普通にあの有能な県庁の星が民間で相手のニーズを掴み損なって失敗するのはホントよくわかんねーよな。そんな要領悪くて県庁の星とか言われてる意味がわからんし、ラストの茶番も理論が稚拙すぎてちょっと耐えられない。主役のキャラ付けはストーリーとしてみたら失敗してんじゃないかなー。だってマニュアル人間にはマニュアルなんて作れないでしょ、実際。