ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

傭兵の二千年史

傭兵の二千年史 (講談社現代新書)

傭兵の二千年史 (講談社現代新書)

前にも読んだ気がするのだけれど、今このタイミングで読み返すと面白い。
自給自足的に自分の土地を守るところから始まって、富の蓄積が専門家を生み出し、技術の進歩により専門家が交換可能になる、という流れは、傭兵でも当てはまるんだなあ。そこに思想的バックグラウンドを含めた中央集権国家の誕生が絡んできて、あー世界史ってこういうダイナミズムで動いているのね、というのがようやく掴めてきた気がする。もう少し色々な文献に当たって、歴史の流れをしっかり頭の中に叩き込みたい。