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ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

妹はラノベの女神ちゃん

ラノベ 書籍

妹はラノベの女神ちゃん (スマッシュ文庫)

妹はラノベの女神ちゃん (スマッシュ文庫)

怒りのあまり復活する。

異世界からやってきたラノベの女神ちゃんが没個性ワナビ主人公をキャラ立てしようと無理矢理ラノベ王道(笑)イベントを起こすという筋立てだが、冒頭持ち込み主人公に電撃文庫編集長が「ラノベはキャラが命!」としか連呼していない時点で、この作家が内心いかにライトノベルをバカにしているかが透けて見える。っつーか売れ線教授の神であるはずのヒロインが、メイド服がブーム去ったからって自分の衣装をSFアレンジするとか、もう根本からライトノベルの現状を誤解しているとしか思えない。マジでない。「こういうの、この作品ではやめない?」とヒロインに太文字で言わせ、昨今のラノベのフォントいじりを、筒井康隆なんて「権威」なんかの名前を上げつつ批判するとか、もうね、「いいからてめー『のうりん』書いてみろや!」としか言えん。

一個一個ツッコむのはもうキリがないのでやめておくけれど本当はあとがきなんかにもふれたいけど、最後に、九十九十九というメタ小説の極限から主人公の名前を引っ張ってきておいてこの、お粗末なメタラノベ構造しかつくれないその厚顔無恥さは、心の底から、信じられないとだけ言っておく。

ライトノベル史に残る奇書。メタラノベの偉大なる反面教師。いっぱしの自覚があるラノベ読みなら今すぐ書店にダッシュして手に入れて店頭から絶滅させるべき。こういう本をまだ小説を読み始めたばかりの中高生に買わせるのはマジで良心が痛む。

スマッシュ文庫さん、さすがにこれはないっスよ……