ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

トゥルー・グリット

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復讐劇をするときの「復讐は善か悪か」という問いを、復讐が為された直後の一連のハプニング連続によって有耶無耶にしてしまったその脚本は、まあきっと狙いなんだろうけれどもなんか納得がいかない。
父親への愛情も語られず、動機づけも自動化されている感じであり、いまいち脚本の狙いがよーわからんなー。頭悪いなー。
たぶんアメリカ西部劇の本質がよくわかっとらんのだと思う。ラストのショー化された西部なんかにもどういう感情を抱けばいいのかよくわからないの。
と思ったらリメイクなのか。リメイク元を見ればもう少し違った感想を抱くかと思うが、根本的にジョン・ウェインをほとんど見てないのでどーなのか。

なんにせよ困惑が先に立ってしまってなんともまともに作品を見られなかった作品であった。オレがもったいない。

以下雑感
・雪の西部劇なのだな。珍しい。
・馬を散々走らせた挙げ句突き刺して撃ち殺す! なんという馬虐待!