ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

小さな魔女と空飛ぶ狐

小さな魔女と空飛ぶ狐 (電撃文庫)

小さな魔女と空飛ぶ狐 (電撃文庫)

・コレは困難なライトノベルだなあ……結論の出ないところにズカズカ踏み込んでいくという。
・代理戦争的な舞台で原住民が注意深く排除されているのは、作劇上仕方ないことなのかもしれないけど、ラストで同時多発テロ/先進国搾取の構造なんかにも言及している以上、やっぱり手落ちと言わざるを得ないのではないか。いやしょうがないんだろうけどさ。
・キャラの役割がはっきりしていてストーリーも構造的にはこれ以上なくわかりやすい。ヒロインも魅力的。脇役も立ってる。
・語り口は好き嫌いが分かれるだろうなあ……自分はあんまり好きじゃない。