ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ラドウィンの冒険

 

 

自己犠牲と利己心の分断を精霊というガジェットを利用して行う、というところまではかろうじてファンタジーである意味を持たせられたはずなのだが、全くそのテーマを生かす展開になっていない。
こういう分断をテーマにするなら普通身近な現代でやった方が親近感が出るわけで、そこをあえてファンタジーでやったからにはそれなりの意味が必要だ。
いやあたぶんファンタジーが書きたかっただけだろうけど、それだけのために気軽に利用されただろう精霊というガジェットになんか非常に申し訳なく思う。